シノハユ

他人の敷いたレールの上を歩みたい

カラスの教科書

カラスの教科書を読みました。

400ページ近くありますが、挿絵があったり文章が平易で読みやすいのでスイスイ読めました。

 

私は昔からカラスが好きだったのですが、そういえばあまり自分から調べようとしてこなかったのでいろいろ調べてみようと思ったのがきっかけでした。

ハシブト・ハシボソ・ミヤマくらいしか知らなかったです。

大学生の時は札幌に住んでいたのですが、札幌はめちゃくちゃカラスがいたので楽しかったです。北大構内にもいっぱいいて、構内でBBQしているところにカラスが集まってお肉を狙うスキを伺っていたり、朝のゴミステーションでゴミを漁っているカラスに毎朝話しかけるとちょっと距離が縮まったりといった記憶があります。カラスはいろいろな表情を見せてくれるのでちょっかいをかけるのも楽しいですしね。ゴミ漁っている時に、「あーっ何してんの!」って、大きめの声をかけると、ちょっと離れて顔を背けて、自分やってませんよみたいな態度を取るのも面白かったです。

少し本筋から外れてしまいましたが、松原さんの「カラスの教科書」は、日本にいるハシブト・ハシボソを中心に(もちろん他のカラスの話もあります)、カラスの縄張りや食生活、都市での生活、育児などの実際にフィールドワークで得た生態学的な知見を余すことなく著者の人柄(カラスへの愛情)が伝わる文章で書かれていたと感じる。いい意味でステレオタイプな研究者像が思い浮かべられました。

カラスという題材も身近だけど身近過ぎて逆に意識していないのか、読後に外を歩く時にカラスがいないかふと周りを見渡してしまっています。早く、あー本で読んだやつだな、という場面に遭遇してみたいです。

 

著者の他のカラス本も読んでみようと思います。 

 

最後に、札幌で気温1度くらいなのに川でガッツリ水浴びをしているカラスの映像です。寒くないのかな?

 

カラスの教科書

カラスの教科書